推薦入試のデメリット・メリット

 こんにちは,なるひこです。

大学に入るには様々な方法があります。前期,後期,指定校推薦などなど。国公立大学だと一般入試で入る人がほとんどだと思います。その中で,推薦のデメリットやメリットをお話ししたいと思います。

デメリット

1.偏差値が見合わない

 推薦では共通テストを課さない場合が多くあります電通大の学校推薦型では試験がありますが,数Ⅲは範囲外です。さらに試験自体無く,書類と面接だけというところもあります。

 というわけで,自分の偏差値よりも高い大学にも入れます。私もそうです(笑)。パスナビによると電通大の偏差値は55.0~60.0となっています。私は52.5~55.0未満くらいでした。他の国立大に入った友達もそうでした。

 偏差値の高い大学で学べることはとても素晴らしいですが,入学後の授業で求められるレベルが高かったりして,ついていけなくなる場合があります。

2.学習習慣がなくなる

 一般入試だと2月あたりまで勉強し続けるわけですが,推薦で合格すると12月1月に勉強を止めてしまいます。つまり他の受験生と1ヶ月以上の差ができるわけです。

 みんなが毎日何時間も勉強して学力を伸ばしている間,何にもしていないのですから。入学後の学力や学習習慣が心配になります。

メリット

1.より良い大学で学べる

 デメリットの1番をいいように言うとこうなります。本来行けないような場所で学ぶことができるのです。

 一概には言えませんが,やはり偏差値が高くなると設備なども整ってきます。当然学生のレベルも高くなるので,学習環境もより良くなっていきます。

2.早く合格が決まる

 早く合格が決まることで,勉強以外の様々なことができます。

 電通大だと12月初めに合否が出ます。共通テストを課す場合は2月ごろになりますが,それ以外だと遅くとも共通テスト辺りには合否が出るんじゃないでしょうか。

 一般を受ける人にはかなりウザがられるんですが,早く決まるのは本当に大きい(笑)。メンタル的にも非常に楽になります。遊びに行くこともできます。

 私は12月はゲームしまくって,2月に免許を取りに行きました。一般入試だと当然こんなことできません。引っ越しなども早いうちにしました。

 それと,お金をあまり使わないで済みます。2月3月には多くの大学に願書を出しますが,受験料,交通費,宿泊費などにお金がかかります。数十万単位でお金が無くなるのを記憶しています。それが丸々浮きます。

3.今までの活動を生かせる

 ぱっと思いつくのだと,ボランティア・部活動・コンテストなどなど。

 一般入試だと点数で左右されますが,推薦だと勉強以外の実績も見られます。部活動を6年続けたとか,そこで何かを得たとかそんなものでも少しは助けになります。

4.チャンスが増える

 こういう考え方はあまりよくありませんが... 合格の可能性が少しでも増えるのは重要。

 自分と同レベルかそれ以下の私立大の推薦を受けることで,滑り止め的な意味を持たすこともできます。

まとめ

 推薦入試のデメリット・メリットについて書きました。個人的には少しでも興味を持ったなら受けてみるべきだと思います。受かれば最高ですが,落ちたとしても1つ実践を積んだと思えればOKです。

 

 お読みいただきありがとうございました!ぜひコメントなどお待ちしております。