【電通大】2年後期Ⅱ類P5の授業感想

こんにちは、なるひこです。

3月4日に成績が見れるようになり、一安心したので書いていきます。
※以下、Ⅱ類P5の内容です。

時間割と全体の感想

2年前期と比べて3科目増えていますが、共通単位になる科目を2つ履修したので妥当ですかね。

メカデザ、機力、材力の3つがこの学期の主な必修科目です。どれも難しいというわけではないので、この学期中にしっかり取っておきましょう。

赤字は必修、青字は選択必修、黒字は選択です。 青字の科目は、類専門科目の選択必修科目です。卒業には12単位以上が必要。

文化人類学B」「地理学B」は人文・社会科学科目であり、卒業には8単位が必要。

授業ごとの感想

月2 計測工学 (Mエリア,選択)

WebClass
Ⅱ類Mエリアの選択科目です。
4回講義→試験の流れが3回繰り返され、全15回の講義となっています。前半1/3と後半2/3で先生が変わります。前半はオンデマンド、後半は対面での実施。超余談なんですが、改めてこの文章を書いている時までこの講義をずっと類専門選択必修と勘違いして履修してました。それと、2024年度から講義名が「機械計測工学」に変わるみたいです。

機械量の計測方法や原理などについて学びます。シラバスの予定通りに進んだので、それを参照してください。これ以上特筆することはないです。

講義ごとに確認レポートを提出し(期限1週間)、全3回の試験(中間まとめ)と合わせて評価されます。正直、1,2回目の中間まとめが芳しくなかったので最後行くか迷ったんですが、しっかり最後までやったので単位きました。毎回の課題の採点が甘かったのもあったかな。

月5 自動車の大変革( CASE )に必要な技術 (選択)

Classroom
JAPIAの寄附講座、「学域特別講義B」です。単位は共通単位に分類されます。

100年に一度の変革期と呼ばれる現代の自動車産業について、様々な自動車部品メーカーの方からの話を聴くことができます。初めて聞く自動車部品も多くあり、その役割、最新の製品、環境問題への動きなどを知ることができます。企業の方から話を聴ける機会は貴重ですし、就活という観点からも意義のある講義でした。

各回のレポートと最終レポートで評価とありましたが、最終レポート無かったです。また、同じ学域特別講義である著作権の方は400人以上の履修者がいますが、こちらは多く見積もっても100人未満です。Zoomとのハイブリット形式で、対面の方はそこまで人数多くなく聴きやすい環境かと思います。オンラインでも質問できるので有難いです。

火2 AES (必修) Rod

Classroom
Academic English for Second Year の略称。公式にはAE2Yが正しい略称のようです。

前期からの通しの講義で、先生は前期と同じです。前期からの流れで進んでいきます。私の先生はかなり評判が良いらしく、それなりに良いAESだったと感じています。

水1 地理学B (選択) td

WebClass
全て対面で実施

前期の地理学Aでは日本国内の話題でしたが、後期のBでは世界の話題になります。先生の旅行や学会で行った先の名所や地形をスライドで紹介して、地理や歴史の視点からそれらが形作られた所以を学びます。序盤はヨーロッパを取り扱いましたが、サッカーの話題が過半数でした(笑)

1限なので取るかどうか非常に悩みましたが、地理が好きで前期受けてみて面白かったので受講してみました。なんとか1度も遅刻せずに受けれました。期末一発勝負なので、それが怖い人はやめといたほうがいいかも。かくいう私も対策していたのとは違う角度からの出題でしたので、半分ちょっとしか書けませんでした(単位はあったのでセーフ)。

水2 文化人類学B (選択) mr

Webclass,HP
全て対面で実施

前期と同様、正直内容を理解するのは難しかった。前期はあまりにもわからなくて後期取るつもりはほぼ無かったんですが、シラバス見て興味が湧いたので受けました。
やっぱりあまり聞く気にはなれず、中盤以降は全く聞いていませんでした。

毎回レジュメが配布される。評価は中間・期末試験とコメントペーパー。
コメントペーパーを出しておくと、加点されて不可→可になる可能性があります。

水3,4 メカノデザイン (Mエリア,必修)

Classroom
全て対面で実施

製図の講義です。大学入学して製図をするとは全く思っておらず、製図知識0でこの講義に挑みました(ほぼ全員がそうだと思いますが)。この半期しか使わないのにも関わらず、17000円もの金が消えていきます。まあ、CADだとなんとなくで図面が描けてしまうから手書きで描き方を学ぶ、というのは一理あると思います。8割くらい手書きで、一部CADで描きます。

3限の途中まで講義で、その後教室を移動して製図します。最初は教科書に載ってるものを写したり寸法を変えて書いていくだけです。最後の方は少し難しく感じましたが、教科書とかスライドとかを参考にすればなんとかなります。
全部出して受理されれば単位はあるので、なんとしてでも全部出しましょう。TAさんも先生も優しい方ばかりなので、どんどん聞いてみましょう。

木3,4 機械力学 (Mエリア,必修) tnk

Classroom

内容は力学や力学演習と同じ感じで、多少既習の部分もあります。単振り子やばね系の振動を扱うので振動学とも呼ばれます。微分方程式を解くだけなので、パターンさえ身に着ければ苦労はしないと思います。

tnk先生の授業の進め方は、数回授業をしてから演習だけの日を設けるという、少し特殊でした。しかも演習は成績に入らず、中間期末考査のみでの評価です。さらに、中間試験後からオンデマンドになったので、とても負担は少なかったです。

木5 AI時代のエンタテイメントビジネスと著作権 (選択)

Classroom
日本レコード協会の寄附講座、「学域特別講義B」です。単位は共通単位に分類されます。

音楽、ゲーム、法律など様々なジャンルのお偉い方が来てくださり、話を聴くことができます。電通大OBでプレステの生みの親である久夛良木さんや、ポケモンのメディアミックスに携わった久保さんなど、貴重なお話を聴けました。さらに、2022年の12月頃から普及した生成AIに関して、文化庁著作権課長や弁護士の方から著作権の観点からの見解も聴けました。

会場はB202で電通大で一番大きい講義室ですが、そこが満員になるほどの人気っぷり。この講義はオンラインでの配信はないので、その分より突っ込んだ話題をお話ししていただけました。

各回の小レポートと最終レポートでの評価。一応今回が最終年でしたので、来年は開講されないかもです。

金1 計算機工学 (Mエリア,類専門選択必修) endu

Classroom
Mエリアの類専門選択必修科目

PCのCPUやストレージなどの仕組みについて学ぶ。講義は対面ですがオンデマンドの講義映像の配信があり、さらに出席は1週間後までにGoogleFormの小テストに答えるものなので負担が少ないです。

各回の小テストと期末課題(GoogleForm)の正答率の平均で評価される。講義自体も面白いですし、試験も参照しながら受けることができるので、受講を勧める科目と感じました。

金2,3 材料力学 (Mエリア,必修) kbk

Classroom
Mエリアの必修科目

機械力学が動きのあるものに対する力学であるならば、材料力学は動かない物体に関する力学です。物体の伸び縮みや負荷のかかり具合などについて学びます。謁見でヤング率をやった人はイメージしやすいかと思います。機力もそうなんですが、時間割上は2限分入っていますが演習科目なので早めに終わります。2限の時間帯で講義→5分休憩→13時まで演習の流れ。

板書量が多く書くスピードも速いので追いつくのが大変でしたが、内容自体はきちんと理解できるレベルだと感じました。用語の意味を理解できていれば、直感でも解いていけそうな気がします。

評価は毎回の課題(翌週火曜17時までに提出)と中間期末考査。課題も試験もヒントみたいなのをくれるのでだいぶ優(易)しいです。

まとめ

怪しい科目はあったんですが、何とかフル単継続できました。
人文系科目を2年生のうちに8単位取りきれたことは大きな収穫でした。

5学期の時間割見てみたんですが、面白そうな科目名が並んでいて楽しみな反面、実験とマシデザのお陰できつい1年になりそうで震えてます。

読んでくださり、ありがとうございました。