1年後期 8クラスの授業感想【電通大】

(2023/02/21 最終更新:中国語第二について追記しました。)

こんにちは、ふぉーです。

なんというかあっという間に入学して1年が経とうとしています。前期は長く感じましたが、後期は一瞬でした。2/14に最後の試験が有り、待望の春休みに入りました。単位が来るのか非常にワクワクしてます。(いくつか落としてそうですが)

さて、1年後期の感想を書いていきます。

時間割と全体の感想

前期よりも授業数が増え、内容もより難しくなりました。非常に大変でした。

以下に私の時間割を載せます。時間割には載せていませんが、オンデマンド講義で「総合コミュニケーション科学」があります。

1年後期の時間割

赤字が必修、青字が選択です。前期のものと見比べていただければ、授業数の増加が感じられると思います。1年、特に後期が1番大変という話をよく聞くので、無事乗り越えれてよかったです。

1年前期との比較

変わったこと

  • 授業数が大幅に増えました。
  • 数学は前期と違う先生になります。(線形、微積、数学演習)
  • 類別の科目があります。

変わってないこと

  • 第二外国語、英語、物理学概論の先生は前期と同じです。
  • 第二外国語、英語の教室と授業時間は前期と変わりません。

授業ごとの感想

月1 確率統計(Ⅱ類,必修)

Classroom

類別の必修科目。対面とオンラインのハイブリットで行われました。月曜1限ということで、家で授業を受けれて助かりました。授業資料と授業動画がアップされるため、分からない部分を何度も見直せました。全講義の2/3は確率論のお話で、残りが統計学でした。
順列や組合せなど高校範囲のものもありましたし、とっつきやすかったです。

期末試験のみで、範囲もほとんど確率論からでしたので何とかなりました。

月2 中国語第二(必修)

Classroom

1回だけZoomで行われましたが、それ以外は対面でした。前期と同じ先生で、進め方も同じように解説→和訳→小テストでした。前期に比べてなぜか面白かったです。ただ、普段全く勉強してなかったので、読めはするのですが単語を覚えてないので全然書けませんでした(単位ください)。

(2023/02/21 追記) 先生ごとに違うようですが、おそらく中国語の前期の成績のみ公開されました。(本来の成績開示日は3月9日です。)一応単位ありました!通年科目なので、おそらく第二の方の単位もあるかと思います。

月3,4 基礎科学実験A/B(必修)

moodle,Classroom

言わずと知れた実験科目。前期と同様に、実験をして1週間後にレポートを提出します。

実験B:科学系の実験科目。6つのテーマでレポートを書きますが、3つは実際に実験をし、残りの3つはオンラインで結果だけ貰ってレポートを書きます。最低限の内容でもちゃんと全レポートを出せば単位は来るはずです。

実験A:物理系の実験科目。3つのテーマで実際に実験をします。どの実験に割り当てられるかで難易度が変わります。実験操作の難しさ、レポートの分量、担当教員などに因ります。個人的に「粘性率と表面張力」はなかなか鬼畜でした。実験自体も細かな操作が求められますし、レポートもかなり量が多くなりました。ただ、すべてのレポートを受理してもらえたので安心しています。

火2 線形代数学第二(必修)

WebClass

前期の線形第一に続いて行列を扱います。内容は「ベクトル空間」「線形写像」です。内容は難しくなったと感じました。授業は、定理・定義の説明→証明→例題と進められました。しっかりと例題を出していただいたので、復習がしやすかったです。

火3 ASE Ⅱ(必修)

Classroom

前期同様に英語のスピーキングで、先生は変わりません。前期では one sided argument を扱いましたが、後期では two sided argument をします。メリット・デメリットなど、二方向からの議論を行います。といっても、分量が多くなっただけで、していることは同じです。

火4 物理学概論第二(必修)

WebClass

後期では「熱力学」「電磁気学」を扱います。前期同様、中間・期末試験とレポートがあります。やっぱり熱も電磁気も目に見えない現象なので、少しイメージしにくく難しかったです。ですが、内容的には高校範囲を難しくしただけに感じました(正直単位は怪しいですが...)。ちなみに、令和5年度の時間割案が公開されているのですが、2年前期に物理学概論第二の再履クラスがあります。期末試験の前に既に記載されていたので、どれだけ中間の全体の出来が悪かったのか想像できます。

水1 力学(Ⅱ類,必修)

WebClass

力学分野のみを勉強するⅡ類の必修科目。複雑な動きを運動方程式などで示したり、解析力学を扱います。私の先生は、授業前半はスライドでの説明、後半は演習問題を解いて提出する形式。演習問題を解いているときは全くわからなかったのですが、中間期末に向けて勉強していくと意外と理解できました。

水3 数学演習第二(必修)

WebClass

前期と同じ形式で、授業中に問題を解いてその解説を受けます。範囲は「線形」と「微積」です。

Ⅱ類Mエリアに行く人、行こうとしている人は注意が必要で、この単位を落とすと留年確定です。2年後期の水曜3,4限には必修科目があり再履できません。その他にもいろいろあって留年してしまう仕組みのようです。

木1 宇宙・地球科学(選択)

Classroom

理工系教養科目の一つで、他にもいくつか開講されています。通称、うちか。卒業には理工系教養科目が2単位必要で、2年前期に開講される科目もあるのでここで必ず取らないといけない訳ではありません。この科目は例年4~500人が受講します。授業は対面とZoomでのハイブリッドで行われ、惑星やブラックホールなどの話題がメイン。講師は国立天文台フェローの方で、ご自身の研究や経験を盛り込んで講義をしてくださいました。非常に有意義な講義だったと感じます。成績は4回ほどの小テストで決まります。

木2 選択中国語第二(選択)

Classroom

選択の第二外国語です。必修の方は読み書きに重点を置いていて、こちらは発音やスピーキングに重点を置いています。対面とZoomのハイブリッドで行われました。対面での授業を重要視しているようで、Zoomでは少し受けづらかったです。期末試験は筆記ではなく、自己紹介文の音読を音声ファイルで提出する形式でした。担当の先生は今年でお辞めになるそうです。

木3 基礎プログラミングおよび演習(必修)

moodle

コンリテ同様、東3号館の演習室でターミナルを開いて授業を受けます。この授業では、「Ruby」「C言語」を学びます。授業中は内容がよくわからなかったんですが、今見返すと意外と理解できました。本当に基礎の基礎ですね。期末試験は参照ありですが、時間的にも内容的にも見る必要はなさそう。

木4 健康・体力づくり実習/健康論(必修)

後期の前半は健康・体力づくり実習です。前期と同じスポーツをします。後期後半は健康論です。打って変わって座学になります。全7回で、4回はスポーツごと、3回は全体での講義です。教科書に沿って先生の話を聞いて、レポートが課されます。レポートといっても分量は多くないので、そこまで負担にはならないです。

金2 解析学(必修)

WebClass

解析学では「微分方程式」「級数」が範囲です。担当の先生は、解答の書き方とか字の綺麗さとかにかなり厳密で、厳しい方でした。ただ、授業は我々の分かりやすいようにまとめられており、演習問題もあったので満足しています。

金3 微分積分学第二(必修)

WebClass

後期の微積は二変数関数についてです。偏微分や重積分などが主なテーマでしょうか。先生がやさしく、web上に講義動画や資料もそろっていたので勉強しやすかったです。担当の先生は来年度から本務校に戻られるようです。期末試験で90点over 取れました! 一安心。

金4 AWE Ⅱ(必修)

Classroom

前期と同じ先生で、対面遠隔半分ずつでした。ASE同様に two sided argument です。パラグラフ毎に提出をして、添削や改善点を指導していただきました。やっぱり日本人の先生ということで、日本語での説明や質問ができたのはよかったです。

総合コミュニケーション科学(必修)

Classroom

完全オンデマンドの講義です。毎週月曜日に講義動画・資料・課題が出され、日曜日までに課題を提出します。課題はGoogleForm での選択解答形式です。Python を用いたデータサイエンスが主な学習内容で、その他にもデータの取り扱いなどがあります。合or不で評価されるようです。

最後に

分量がかなり多くなって、書き上げるまでに数日費やしてしまいました。

ブログを更新する余裕もないほど忙しかったです。正直何度も諦めかけたのですが、結果はどうであれ頑張った自分を褒めたいです。単位をいくつ落としているか楽しみです。単位取得状況が見れるようになったら、また更新しようと思います。